Compare
他のモデルと、何が違うのか
Nano Banana(Google)、GPT Image 2(OpenAI)、Seedream 5.0 Pro(ByteDance)。 いま画像生成の中心にいるのはこの3つです。 「どれが一番か」ではなく、どれが何に向いているかを整理します。
Diagram 01
まず、画像と動画は別のモデル
比較の前にここでつまずく人が多い箇所です。 たとえば Seedance は動画モデルで、画像モデルは Seedream。 名前が似ていますが別物です。各社とも「画像用」と「動画用」を分けて出しています。
Facts
公式ドキュメントで確認できる差
感想ではなく、各社が公開している仕様だけを並べます。 ここに書いていない項目は、公式に明記が無いか、当研究所で確認できなかったものです。
| 項目 | Nano Banana Gemini |
GPT Image 2 OpenAI |
Seedream 5.0 Pro ByteDance |
|---|---|---|---|
| 最大解像度 | 4K Nano Banana 2 / Pro |
3840px 長辺の上限 |
2K |
| アスペクト比 | 決まった10種から選ぶ 1:1 / 3:2 / 2:3 / 3:4 / 4:3 / 4:5 / 5:4 / 9:16 / 16:9 / 21:9 |
自由 16の倍数・長短比3:1まで |
— |
| 透過PNG | 非対応 白背景で出して自分で抜く |
非対応 公式に明記あり |
対応 レイヤー分離してα付きで出力 |
| ウェブ検索との接続 | あり Nano Banana 2 / Pro |
— | あり |
| 参照画像の枚数 | 最大14枚 | 複数可 | — |
| 人物の一貫性 | 最大5人まで維持 Pro の公称 |
向上を公称 | — |
| 電子透かし | SynthID を全画像に付与 | — | — |
出典:Gemini API 公式ドキュメント/Google 公式ブログ/OpenAI 画像生成ガイド。 Seedream の項は公式仕様の一次情報を当研究所で確認しきれていないため、「—」を多めにしています。
Diagram 02
作るものから決める
上の表を、実際の選び方に翻訳するとこうなります。
Each model
それぞれの得意分野
Nano Banana
強いところ: ウェブ検索とつながっていること。今日の天気や最新の数字を、 そのまま絵に反映できるモデルは多くありません。 4K出力、参照画像14枚、人物5人までの一貫性も公称されています。 Google は「画像内に読める文字を入れるなら最良」と主張しています。
弱いところ: 透過PNGを直接は出せません。比率も決まった10種からの選択です。 変則サイズが要る仕事では窮屈になります。
GPT Image 2
強いところ: 出力サイズの自由度。長辺3840pxまで、16の倍数で、 長短比3:1以内なら基本どんな寸法でも指定できます。 バナーのサイズ展開のように「決まった寸法で出す」仕事と相性が良い。
弱いところ: 透過背景に非対応であることが公式に明記されています。 切り抜き素材が要る用途では、別の手段が必要です。
Seedream 5.0 Pro
強いところ: レイヤー分離。背景と要素を分けて、透過PNGで出せます。 3つの中でこれができるのはここだけで、 素材として二次利用する前提の仕事では決定的な差になります。
弱いところ: 解像度は2Kまで。大きく引き伸ばす用途には向きません。
Verdict
で、どれを使えばいいのか
○ Nano Banana が向く仕事
資料・図解・説明図。最新情報を絵にする。同じ人物やキャラクターを何枚も出す。 日本語の文字を画像に入れる。4Kで書き出す。参照画像をたくさん混ぜる。
× 他を使ったほうが早い仕事
透過素材が要る(→ Seedream、または白背景で出して自分で抜く)。 決まった変則サイズで書き出す(→ GPT Image 2)。動画を作る(→ Veo)。
本ページは 2026年8月時点の各社公開情報に基づきます。 この領域は更新が速いので、重要な判断の前には必ず一次情報をご確認ください。 当サイトは Google・OpenAI・ByteDance のいずれとも関係のない非公式の情報サイトです。