検証 / 絞り(f値)を変える
絞りの数値は効くのか
f値を書くと被写界深度が変わると言われるが、実際どうか。被写体・背景・レンズの焦点距離を固定し、絞りの記述だけを変えた。
共通のベース(全条件で同一)
木のテーブルに置かれた一輪挿しと花を、85mmレンズで撮影。 背景は本棚のある部屋。斜め45度、アイレベル。
絞り(f値)だけを変える
f/1.8。ピントは花の中心だけに合わせ、前後は滑らかに溶ける。背景が完全に溶け、主題だけが浮かぶ。
f/5.6。花瓶全体にピントが来て、背景はほどよくぼける。
f/11。手前から奥までシャープに。本棚の背表紙まで読める。空間の説明が主題になる。分かったこと
はっきり効いた。f/11 では背景の本棚の背表紙まで解像し、f/1.8 では主題だけが残った。6つの検証のなかで、指定がそのまま反映された度合いは最も高い。数値は文脈に左右されにくく、素直に通ると考えてよい。